「夏は、夜」

梅雨も明け、諏訪湖サマーナイト花火も始まり、
諏訪の地域にもいよいよ本格的な夏がやってきましたね。
暑いですね、溶けてしまいそうですね、草が沢山生えて困っちゃいますね、
こんな話をよくしてしまう今日この頃です。

今回のタイトルは春はあけぼので有名な清少納言の枕草子の一部からお借りしました。
そういえば学生だった頃、暗記をして発表しなという思い出があります。

「夏は、夜 月のころは、さらなり、闇もなほ、蛍の多く飛びちがひたる」

他の季節は、春はあけぼの(明け方)、秋は夕暮れ、冬はつとめて(早朝)
清少納言の表現する四季のうつろい、素敵だな、と感じませんか。
日中は太陽がカンカン照りで、もう夏なんて…と思ってしまいがちですが、
少し捉え方を変えてみて、昼間は暑くてまいっちゃうけど夏は夜が最高だね、と捉えなおしてみると
夏が楽しめるかもしれません。
 
我が家では夜は窓を開けると山からの涼しい風が入って来ますので部屋の明かりを落として
(そうしないとびっくりするくらい虫が集まってきます笑)カーテンの隙間から月明りを楽しむ、なんて日もあります。
まさに「夏は、夜」の瞬間です。
そして蛍は見えませんが遠くに見える車のライトがキラキラ輝いて、いとをかしです。


さて、みなさんはどんな夏をお過ごしでしょうか。
暑さに負けず仕事も訓練も就活もそれぞれ目標に向かって励みましょう。